2014/06/27

闘病生活3  退院から現在まで

☆退院はしたけれど・・

退院したとはいえ当分仕事復帰はムリなので、家で養生しながらリハビリ生活をしなくては。
幸い、有休はほとんど使われることがなかったので30日以上貯まりっぱなし。
のんびり行こう。

硝子体の中ははがれた残骸で海苔やプランクトンが貼りついた池のようになっていて、その向こうにかすかに景色が見えるといった状態。
明るさもなく、40Wの電球をぼんやりともしてるような心もとのなさ。
いやはや難儀なこと・・

パソコンを開いてみた。
ダメだ全然見えない
やっぱ仕事はしばらくムリだ。

とりあえず、退院後の火曜日、検査
会社にも顔を出して、今後のことなんかも相談しておきたいし、お見舞いをいただいたりしたのでお礼だけはしておきたかった。

お返しの品など買って帰ってきたら、冷凍庫の中が食材でいっぱいになっていた。
息子の彼女が気を遣っていろいろ作ってくれたみたいで、ハンバーグ、コロッケ、キンピラ、カレーなどゆうに1ケ月くらいは食べられそうな料理で溢れていた。
う~む・・これでは当分買出しもしなくて良いかも。
私はありがたくごんぎつねの好意に甘えることにした。

それにしても、私は本当に人には恵まれる。
困ったときには予想もしなかったところからいつも助け舟が出され、するすると問題が解決される。ありがたや ありがたや


☆出社
しばらくぶりの出社は緊張した。
昼休みの時間帯をねらって12時ちょい過ぎに、会社に顔を出し、上司に報告
今後まだ手術の可能性があること。しばらく復帰はムリなので有休を使えるだけ休みをもらい、その後しばらく休業になるかもしれないので、そのときはまた相談するということになった。

食堂で主任に湿布のお礼などしてお菓子を渡し、私のために泣いてくれた同僚さんには足ツボマッサージの本をプレゼントした。
僅かながらでも彼女にも何か役にたてればと思った。
目が見えなくても気持ちさえあれば、前には進めるもんだ。

その後病院へ
4日ぶりだったがうれしくて入院してた病室といつもぼんやり見ていた景色を見るために9階まで上がって一周した。
まだあんまり変わらないような気もするが、櫓の向こうのお堀と、NHKの塔が見えるようになった。
検査の結果は 
「だいぶいいですね。退院した時より良くなっていますよ。」だった。
ステロイドが少し減った。先生は弾みがついたのか、あんなに否定的なことを言ってたのに、特に網膜はく離のことも言っていなかった。
もし、出るならそろそろ危ない時期だ。引き続き足ツボマッサージ頑張ろう。

☆規則的な養生生活
この病気に関しては、予後は不良とか、結局失明に向かうとか何度か手術をして対処するとか、私はこうして全快しました!なんて記録はまったく載ってない。
あまり例がないというのもあるのだろうけど、何でこうどれもこれも後ろ向きなのだろう。

ウイルスと言ってももともとは自分の体にあったものだ。
たまたま免疫のバランスが崩れただけだ。
免疫力をアップさせて押し返せば、少なくともそんなにひどい状態にはならないのではないか。

毛細血管を強くして血流を良くすれば良いんだ。

周囲はとにかく私がせっかちで動きすぎるからできるだけ安静に。出歩かないように。自転車は危ないから乗っちゃダメとか心配してくれたが、寝てるだけというのはあまりに時間がもったいない。薬のせいもあり、どちらにしても行動が制限されるので夜もほとんど眠れないため、そんなときは布団の中で手の指を揉んだり、足ツボマッサージなんかをして夜が明けるのを待った。

ある時、ヘッドマッサージも自分でやってみようと思った。
これまではたまに美容院なんかでやってくれるのだけど、気持ちよいのでヘッドマッサージだけでも、やってくれないかなぁ~なんて他力本願に考えてるだけだったが、寝たままの姿勢なら自分でもできる。頭のてっぺん百会のツボを押すとすごく気持ち良い。
あるときツボ押ししてたら、モーレツに頭が臭くなってきて耐えられないほど気持ち悪くなった。
きっとこの時悪しきモノがいっぱい出たのかもしれない。
夜明けが待ちきれずにシャンプーして、それ以来すっかり抜け毛が減った。
そういえば円形脱毛症にも時々なってたんだっけ。
抜け毛が無くなり、髪もツヤツヤしてきたので養毛剤もトリートメントもいらなくなった。

顔面のツボ押しマッサージもした。
目の下のたるみがなくなり、いつの間にかイボも消えていた。
鏡で見ても良く見えなかったが、触った感じ肌にもハリが出て自然な潤いが出てきた感じ
毎晩つけてたヒアルロン酸入りの美容液もアイクリームも不要となった。

あぁ、私はこういうことを日頃からしっかりやっておくべきだったのだ。
やつれてしまったのを年齢のせいだとばかり思っていて、化粧品などで対処しようとしてたのだ。

目のツボは顔面の他、左目の場合は右足裏の人差し指と中指の間にある。
そういえば、いつもこんなところにしつこくタコができていた。
削っても削ってもすぐにタコになってしまう。
ここをゴリゴリ押すとかなり痛かったけど、1週間続けたらタコはきれいになくなり、痛みもなくなった。

食生活も変えた。
甘いものが好きで漬物も納豆も食べられなかったが、病院食のおかげで梅干しも漬物も食べられるようになった。
ある時、網膜の血管には納豆菌が良いらしいということが分かったので、冷蔵庫にあった息子が買ってきた納豆を食べてみることにした。
方法は、3日間だけで良いので夜納豆を食べる、とそれだけ。
血管は朝詰まりやすいのと、納豆キナーゼは10時間後に効いてくるため、夜摂るのが良いそうだ。
最初は臭いので抵抗があったけど、2日目から鰹節やらネギを混ぜて美味しく食べられるようになった。
昼は緑黄色野菜と青魚中心の食事に切り替えた。

その他の時間は全てウォーキングと草取りなんかの作業に充てた。
ウォーキングは1万歩以上歩くこと。
病院まで、街まで、新東名入り口まで歩いて橋を渡り安倍川の対岸を下り一周
歩きは気分も清々して、何より景色が少しずつ見えてくるのがいちばんの励みになった。

浅間神社へのお参り
大吉 健康運:気に病むな治る ほっと一安心
駿府公園へ
病院からぼんやり見てた坤櫓へ行ってみる。
2階へは防災上の見地から上がれなかったが1階をぐるり見学
もっとはっきり見えるようになったら、もういちど来よう。

☆生まれ変わって
そんなこんなで、1ケ月が経った。
まだリハビリ中ではあるけれど、日増しに硝子体の中の黒点は下がってきて視界から少しずつなくなってきている。だいぶ透明になってきて景色が見えるようになってきた。
標識も看板の文字も見える。自転車も乗れるようになった。
濁りが消失するのに70代の人で1年かかったようだし、通常で数ヶ月ということだから、僅かひと月でここまで回復できたのは、かなり良い方だと思う。
先生も弾んだ声で
「いいね。だ~いぶいい!薬また減らしましょう」と言ってくれた。
このままいけば再手術しなくても良いとのことだった。

そんなワケで今回の入院をきっかけにいろんなことがガラリと変わってしまった。
まるで自分が脱皮して生まれ変わったようだ。
皮膚も体型も考え方も

もし同じような病気で悩んでいる人がいたら、少しでも参考になればと思う
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