2010/10/10

仏事と神事でおまけに珍事

今日は町内の運動会だったのですが雨のため明日に延期

臨済寺より檀家あてに開山忌法要の案内があり、その後御齋(精進料理の食事)があるとのことで、ランチ目的で行ってきました。
相方を誘って城北公園にて待ち合わせ。
すでに駐車場はいっぱいで、雲水さんが車で来た人を臨時駐車場に案内するのに右往左往していました。

雨もやみ、10時過ぎからぞくぞくと人が集まってきました。
2010_1010開山祭0012


お神輿の準備中です。
お寺にお神輿とは はて(?_?)
2010_1010開山祭0011



ここ妙心寺派臨済寺では、老師さんがずっと京都と静岡を行ったり来たりしていたようで、しばらくいない日が続いていたようです。
この会はわたしは2回目なのでその間のいきさつなどは分からなかったのですが、新人修行僧である雲水の不祥事などもあったようです。


ともあれ会は盛況で、大勢の檀家さんに近隣の臨済宗の住職さんらが集まって、広い本堂はいっぱいです。準備も慌しく大勢の雲水さんが目の前を行ったり来たりしています。
墨染めの衣の袖をたくし上げてる人もいれば、袈裟掛けの形もさまざまですが、どうやら紫の衣を着ている人が位が上のようです。


あの雲水さんの黒い紗のような衣装に前から興味津々で、いちど触ってみたい、腰に巻いている太い紐をほどいてみたいなどと、つい不謹慎なことを考えてしまう私は法衣フェチとでも言ったらいいんでしょうか。
とにかく目の前を雲水さんが通り過ぎて、ふわっと絹と抹香の匂いがするたびに、思わずついていきたくなってしまいます。

私たちの目の前には背の高い雲水さんが鉦を鳴らす係りになっているため、立っていると前が見えません。法衣の間を除き見るようにして、思わずキョロキョロ
お経が始まり、本堂の中を大勢の雲水さんが行列を作って蛇行しながら歩きます。
いやぁ壮観です。
2010_1010開山祭0024

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その後は老師さんの挨拶があり、お招きした別の住職さんの法話。
法話はジョークや駄洒落を交えながらの楽しい?話でした。
相方の家の方ではあの世の仕組みなんかを話してくれたりするらしいのですが、それよりはだいぶくだけているというか、ごく日常の心得といったものが中心でした。

時間がいくらか超過したようでしたが、その後はいよいよお食事
一旦外に出て、赤い毛氈が敷かれたところに次々お膳が運ばれてきます。

お料理は山菜の炊き込みご飯、ゴマ豆腐、飛竜頭、生麩のチマキなど
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我々が食事をしている際も、お神輿の隊列は飲まず食わずでずっと外に立ったままで、どうやらこの開山法要の後、雲水さんらに見送りされて出発するようです。
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中央の障子が閉められ、お神輿隊は神妙に本堂を仰ぎ見ながら出発の時間を待っています。
今年で9年目となる久能山東照宮徳川まつりのお神輿は、ここ臨済寺を出発し、駿府城跡までを行進するようです。
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そんな中、我々だけ堂内でゆっくり食事を楽しんでいるのも申し訳ないのですが・・・
人数が多いため、食べるのに追いつかず「こっち汁(じゅう)!!」と新人の雲水さんが仕切りの雲水さんに怒鳴られてたり、閉めた障子の前は通過してはいけないきまりになってるらしく、慌しくお膳を運んでいるところを注意されて通りなおしたり、そうこうするうちすっかり食べ終わったところに「お茶ください」と誰かが言うと「湯とう!!」とすかさず指示が出たりと、まあ大変です。
お吸い物にしてもお茶にしても言い方が違うのが面白い。

そのうちお神輿隊の中にいた巫女さんと黄八丈の踊り子さんのような格好をした若い女のコがバタバタ倒れはじめました。
どうやら慣れない帯でキツく体を締め付けられていたのと、長時間食事もとらずに立っていたせいか、ひとりのコは歯を食いしばって痙攣寸前にまでなり、救急車まで出動することに!

本堂の脇で休ませ、雲水さんが水を持っていったり、帯を緩めてやったり、近くにいるご婦人と介抱にあたったりと、もう何がなんだか・・
しかし、この非現実感

その騒動の中にもお神輿出発の準備は着々と進められ、民主党牧野議員の挨拶やら、老師の挨拶やら、鬼の舞やら、笛や太鼓や木遣りの大合唱で、
よ~いさぁ、えんやらさぁのせ~え やれこのせ~ さのせ~いえやぁあれわさえ~んや~らぁえ~♪の後に続く読経のお見送りの隊列
2010_1010開山祭0051

神事に続く仏事の列
救急車はストレッチャーが長い山門までを上げられないと判断してか、担架を持って隊員が上がってくるわで、いろんなコスプレの大移動となりました。


いやぁ大変だ、というか珍事だ


なんだかんだと結局、お神輿が出発するまで一連を見物し、あわただしさで‘湯とう’をもらいそこねた相方と私はそのままお茶をしに、近くのカフェへ。

いやはやしかし面白かった。
救急車で運ばれた女のコたちは、意識も取り直し、何とか大丈夫そうだったから一安心


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